よるこ

ぼくのエリ 200歳の少女のよるこのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

いじめられっ子のオスカーは友達のいない12歳の少年。
ある日、隣に父娘が越して来て、同じ頃街には奇怪な殺人事件が起き始める。
黒髪ボザボザの少女エリと友達になったオスカーは、やがて彼女を愛するが…エリはヴァンパイアでずっと前から12歳のままだった。

雪深い季節の凍てつく空気の中で、恋に目覚めていく少年の初々しさがリリカルで美しい。
エリの為に顔に硫酸をかけて逝くおじさんが将来のオスカーを暗示してるように思えて、おじさんとエリの関係も切ない。
すごく綺麗な映像で、特にプールの場面が美しい。残虐なシーンが際立って、映像ありきな感じのシーンもあるけれど、良い、結構好きな映画。邦題とボカシがちょっとなぁ。
よるこ

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