このレビューはネタバレを含みます
キャスト陣や大まかなあらすじから、期待は全くしていませんでした。だが、意外や意外、峯岸みなみをはじめとする主要キャストらの演技は悪くはなく、話の展開もやや強引ではあるが嫌いではない。最後まで観ていられましたし、ハードルは低めだったが想像以上の仕上がりでしたね。
ただ、あらすじを軽くなぞるだけで大体のオチは見当がついてしまいますし、どんな予想外な展開を見せても、結局は辿り着くオチは想定の範囲内。なので、この手の作品はオチまでの過程を楽しむことが大事なのだが、言ってしまえばタイトルの通り、"女子高"のあるあるを詰め込んだようなものとなっており、話としては面白いが、もう少し細部にまでこだわりを見せてもらいたかったですね。
要するに、映し出される"女子高あるある"は箇条書き程度で、一つ一つに深みはなくて安易に描かれている。なので、印象薄のまま展開していくので強引に見えてしまいますし、矛盾すら感じてしまう。ツッコミどころは多かった。ただ、暇つぶし程度にはなるかと。
