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キングコング:髑髏島の巨神のqーpのレビュー・感想・評価

4.0
【金刚:骷髅岛】配信にて。「ゴジラ対コング」を観る前の予習。

「モンスターバース」第2作である本作は、シリーズ前作の「GODZILLA ゴジラ(2014年)」よりもだいぶ面白い映画でした。

「キングコング映画」を観たのは2005年のピータージャクソン版だけ。(あれも面白かった)

本作は、謎に包まれた孤島での箱庭怪獣映画というコンパクトな舞台設定も、ベトナムの米軍撤退開始時期という時代背景も良かった。子供の頃にベトナム戦争映画が流行ってて、あの雰囲気が好きだ。島のジャングルに住み着く米兵も地獄の黙示録っぽいし。音楽も時代を反映してジェファーソンやサバス、CCRにイギーポップそしてボウイなど好みでした。

嵐に包まれる髑髏島にヘリで突入後、ワルキューレならぬパラノイド(妄想狂)を流しつつヒャッハー!からの、急展開は気持ち良い!やっぱりコングに感情移入しちゃうよね。最後までテンポ良く楽しめました。

終始、顔も服もずっと綺麗な美女生物学者役のジン・ティエン(景甜)。なんか団体旅行に得意先が愛人連れて来たみたいで気ィ使うわ。あ、揶揄しちゃった。前作の渡辺謙に負けず劣らず何もしないなあ・・・と思ったら、最後にちょろっと役立ったり。
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