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キングコング:髑髏島の巨神のこのレビュー・感想・評価

4.1
もう公開が始まったので投稿します。完成披露試写会でちょい先に観てたのですが、いや、皆さん最高でしたよね!?まじで映画の内容は日本版ポスターのまんま!白昼堂々怪獣たちのプロレス祭り!!あと前評判であった『地獄の黙示録』っぽいというのも、思ってたよりもかなりの『地獄の黙示録』っぷりにびっくりしちゃいました。髑髏島に人間たちがヘリコプターで入る前なんかのシーンは『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』で序盤でマックスたちが砂嵐の中を突っ込むシーンを思い出したりしました。

いや、でもとにかくコングめちゃくちゃ闘うし、おっさん感がすごい。湖のシーンとか。でも若くてまだ成長期なんですよね彼。そのコングに匹敵するサミュエルの顔芸。ザ・アメリカの軍人っていうか、アメリカのマッチョな価値観まんまの役でしたよねサミュエル。それに対してトム・ヒドルストンは英国紳士スタイル貫いてましたわ。予想外のことが起きてもアタフタしない。こういうオトコを現代が舞台の物語で出すって難しいかもと思いました。


ギャレゴジの時も感じたけど社役の怪獣、今回の場合コングが基本的に悪キャラじゃないんですよね。地球の守護神的キャラ付けが強い。そこがやっぱり最近のトレンドというか、ある種のセオリーなんでしょうか。にんげんの想像の範囲を超えていくキチガイモンスターというのは難しいのかな。

個人的に1番グッときたのは終盤でヴェラ・リンの『We'ii meet again』がかかるシーン。『博士の異常な愛情』やん!もちろんこの曲自体第二次世界大戦を経験した米兵からしたら知ってて当然なわけですが、グッときました。まさか来ると思ってなかったので。

どれくらいお客さんが来るかは分からないですが、いま東京でやってる爆音上映はじめ今後も色んなイベント上映とかがされそうな映画だと思います。
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