水

溺れるナイフの水のネタバレレビュー・内容・結末

溺れるナイフ(2016年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

夏ごとに観たくなる。
映像の色味とか、魅せ方とか好みにぶっ刺さりすぎてる。
菅田将暉と小松菜奈と山戸結城監督の相性が良すぎる。
空気に透けてきらきら光って、今にも消えていきそう。
水中のシーンが特に素晴らしい。
大友とコウちゃんの間で揺らぐ夏芽の心が、色の対比表現という形で映像に落とし込まれているところがすごくいい。

大友ほんといいキャラだよな。
重岡さんの自然すぎる演技、すごくいい。
全員、演技よかったなぁ。
小松菜奈に惚れたきっかけの作品。

挿入歌が全部すき。
ハンドメイドシティ、彗星、めぐり逢えたら。
特に「コウを追いかけて」は本当に好き。この世のピアノ曲の中で1番すき。
焦燥に駆られて、あてもなく走り出したくなるような曲。

ストーリーはわかりづらかったけど、多くは語らないところがよかったりします。
観るたびに気づきがある作品です。
水