溺れるナイフのYuuuuuのネタバレレビュー・内容・結末

記録用

原作を読まずに映画館へ。
少女漫画の映画化ということでビジュアル公開の頃は菅田将暉の金髪と、小松菜奈という事以外には、あまり気にならず。
映画館での予告を見るようになってから気になり、観ることに。

ただただ甘い、青春の少女漫画というつもりで観に行くとかなりのギャップを感じる。
恋空を思い出すような非現実感と、
大人になりきれないけれど、
子供でもない、両方の間に溺れて、もがく息苦しさがある。
大友という安定の存在があるからこそ、
2人のもがく姿が際立って見えた。

音楽の選曲もかなり偏りがある気がした。
ドレスコーズに大森靖子、
独特の雰囲気だった。
ドレスコーズの志磨さんもとても味のある役だった。

個人的にはかなり好みの作品だったけど、
青春の儚いシュワシュワした作品を想像していたので、少し期待外れかなぁと。