とにかく主演の二人が最初から最後までずっと綺麗でした。
原作が17巻まである長編作という事もあって、2時間にまとめると話の展開のスピードに???となる人も多いと思います。
でも菅田将暉演じるコウちゃんと、小松菜奈演じる夏芽の美しさは圧巻です。
海に飛び込むシーン、森の中を走り回るシーン、椿を加えるシーン。全部食い入るように見入ってしまいます。
そして、個人的に大友役の重岡くん。完全にノーマークだったんですが、すごく良かったです。少女漫画特有の甘ったるい話ではなく重たいこの映画を良い意味で崩す役割を果たしていました。眉毛のやり取りのシーンは周りもみんなニヤニヤしていました。
原作が持つ独特の、なんとも言えない深い世界観を100%表現出来ていた訳ではありませんが、観る価値はあったと思います。