描き方がとてもきれいな作品でした…
本当の恋を知らないリュシルが敵対するブルーノに少しずつ惹かれていき、恋していくところが素敵であり、同時にとてつもなく切なく感じました。
特に最後のシーンは哀しくて哀しくて耐え難かったです。
戦時中で敵対する国同士ということもあり、自由に恋ができず、自分の想いを口に出すことさえかなわない、そしていつも怯えていなければならない、さらに殺したくないのに殺さなければならないなんて、戦争ってなんて残酷なんだろう！
今、私達が自由に生きて、恋して過ごせることは本当に本当に幸せなことで、今まで戦争で苦しんできた人がいるからこその今があることに感謝しなければいけないと思います。
そして、悲しい思いをすることがないように、二度と戦争をしてはいけない、そう強く思いました。
