フランス組曲の作品情報・感想・評価・動画配信

『フランス組曲』に投稿された感想・評価

1940年、ドイツ占領下のフランスで出会った2人。
作曲家だったブルーノ中尉が自作した「フランス組曲」の音色を通して惹かれあい、人目を避けるように言葉を重ねる2人の距離感がもどかしくもどうしようも無く切なかった。
原作者の娘の「ナチスは母を殺せなかった」に歴史の重みを感じる。
戦時下では、こういうことたくさんあったんだろうなー
何より驚いたのは、前半50分観たところで既に1回観た映画だったと気づいたこと
前半はちょっとだるいです
まゆお

まゆおの感想・評価

4.0
胸キュン😳😳💞generalがイケメンすぎてイカンて… あんなんうちの家来たら爆速でいちゃついてしまい速攻街でnachi whore呼ばわれや。。と、アホな思考回路で見たけどストーリーもよくできててよかった。終わり方も好き。
merucannel

merucannelの感想・評価

3.5
ドイツ占領下フランスのある町でのフランス女性とドイツ兵(中尉)との悲恋。

収容所で亡くなった原作者の未完の原稿を元に製作された映画とのこと。
エンディングの娘さんのメッセージが重い。

一括りに敵と言っても中には良い人もいるし悪い人もいる。戦争は当たり前のことを狂わせるということ、個人対個人ではなく敵対敵が前提になってしまうことを改めて感じた。

古典的な愛の台詞がマティアス・スーナルツに似合い過ぎて満足。
"ナチス"という名前の出てこない戦争映画…戦時中にアウシュビッツ収容所で亡くなったイレーヌ・ネミロフスキー未完の原作

仏ミシェル・ウィリアムズ × 独マティアス・スーナールツ = 許されざる愛だと知って…厳格な義母と暮らす音楽を愛するリュシルと、ド畜生と化す支配国の連中ばかりの中で戦前は作曲家をしていて話の分かる将校。彼の元には地元民からの内部告発的な醜聞ゴシップが集まる。気をつけ!
戦時下における普通の人々の生活が胸を打つ。例えば、作中初めての空襲シーンも主人公たちと一緒に体験するような衝撃があった(もちろん映画を見る中でという意味合いに限るが)。なんでもかんでも英語になるのはいかがなものだが、おかげでクリスティン・スコット・トーマス、サム・ライリー、マーゴット・ロビーなど世界的に顔の知られた/名の通った地味にいいキャストが揃っている。ただ、リュシルに関して言えば、フランス人ならば個人的にはメラニー・ロランでもいいなと思った。
若い男たちが戦争へ出払っている中では、若いフランス人女性とドイツ兵が惹かれ合うこともある(ex. グスタフ)。馬に挟まれる事故で脚の悪いブノワ・ラバリ。彼の家に泊まることになるクソ野郎の中尉ボネは、彼の妻に色目を使い明らかに狙っている様子を隠そうともしない。

Shame on you!
Fucking German whore! ドイツ人の女め
私のタバコだと言った、妻の贈り物だと。いつかまたあなたと出会う、兵士としてではなく。私と気付かないでしょう
メル

メルの感想・評価

3.8
原作はアウシュヴィッツで39歳で亡くなった作家の未完の作品だとエンドロールで知った。

ドイツ占領下、フランスの田舎町にやって来たドイツ軍と村人たちとの出来事。

"戦争は人間の本性を暴き出す"と言うけれど貧富の差に関係なく下衆な奴は下衆。
そして、敵国同士でも心が触れ合えば惹かれあうこともある。

ナチスの虐殺の犠牲になった原作者はどんな想いでこの物語を紡いだのだろう。
国同士の戦争は止められなくても、人間同士はお互いを助け合い、愛し合える愛しい生き物だと伝えたかったのだろうか。

作者の死から60年を経て発見された原作は全体の一部と創作ノートで、未完部分は映画製作陣が補完とある。

戦争映画は気力が必要で、今作も何度もリタイアして漸く完走。
鑑賞後はどうしてもウクライナの惨状が頭を過る。

トム・シリングが憎らしくて印象的。
アレクサンドラ・マリア・ララを見つけて喜んでいたら彼女はサム・ライリーの奥様だそうで、ご夫婦で出演してました。
ゆ

ゆの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画はハピエンで終わって欲しい派だけど、これはあまりにも切なすぎて、そこが良かった。
言葉を交わすのか交わさないのか、触れ合うのか触れ合わないのか、結局見つめるだけで別れるラストが悲しい。
ユダヤ人の原作者が生み出したドイツ人将校の存在が胸に迫って苦しい。

2022-60
Kana

Kanaの感想・評価

3.3
ドイツ人中尉とフランス人女性の恋模様を軸にドイツ支配下のフランスの背景が描かれていて興味深かった。実際の戦争よりコミュニティ内の小さな戦争に必死の人間。音楽も良いし、しっとり陰鬱な雰囲気も好き。何気にサムライリーやマーゴットも出ていて俳優も豪華
ひなの

ひなのの感想・評価

5.0
どれだけ愛し合っていてもどこかで必ず歪みが生じてしまうのは2人が決して結ばれてはいけない運命だから……。
「ナチスも彼女を殺せなかった。彼女の勝利である。」
やっぱり文学ってすごいなぁ。
Ryoma

Ryomaの感想・評価

4.7
1940年第二次世界大戦中ドイツのアウシュビッツにて散った作家の命をかけて綴った物語の映画化。
フランス人女性と惹かれあったドイツ軍兵士が、兵士としての責務と愛する人の間で揺れ動くさま、また国は違えど同じ人間として敵国の人々を殺したくないという心の葛藤がピアノの美しい旋律とともに丁寧に描かれていた◎
この時代・状況でなければ出会わなかった2人だけれども、逆に違う時代・状況で出会っていれば結ばれていたんだと思うとなんともやるせない気持ちになったのと同時に、これが世の末・運命で割り切れるほどに2人の愛する気持ちは脆くか細いものじゃなく、それらでは断ち切れないほどに強く尊く感じた。
人間としての本質に触れていた点で『アメリカンスナイパー』と類似するところもあった気がする。

個人的に最近『ヴェノム』のイメージが強めだったミシェル・ウィリアムズだけど、本作のような美しく聡明な役の方が彼女に合っているなあと改めて感じた。
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