あちり

リザとキツネと恋する死者たちのあちりのレビュー・感想・評価

4.1
ファンタジーコメディ映画。

恋はおろか、友達もいない30歳の主人公の周りでは相次いで死人が出る。それは彼女に下心を持った男性ばかり。そして彼女がイマジナリーフレンドだと思っているトミー谷は実は妖狐である。妖狐に憑かれた彼女は幸せになれるのか。

ウェスのような色のまとめかた、
登場人物の個性豊かさはジャン
色んな映画が混ざったみたい。

そして散りばめられた日本"のイメージ"
途中いきなり那須が出てきて、片言の日本語、サムライ、スンガチという変な日本人の名前、巡査の包帯は日本国旗、キティーちゃんのマスコット…
日本の歌をイメージして作られたであろう曲はどこか中東っぽかったり、中国っぽかったり…この違いを表現するのって難しいんだなぁ。
歌詞がついた歌は誰が作詞作曲したのかしら…結構好きな曲多かったな…
"つらいことも〜 忘れて舞い踊れ"

日本好きな人は変わり者=宇宙人
というのも なかなか面白いよね。

私は巡査みたいな人が大好物。
鈍感で感覚がズレているのに、器用だったりストレートだったり、表情がないのに優しいところも全部魅力的。
巡査に恋する映画だ…
あちり

あちり