ゴリラリラ

ロシアン・スナイパーのゴリラリラのレビュー・感想・評価

ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)
3.8
主役の眼、もはやこれ以上はない辛さ悲しみを乗り越え、恐ろしさのすべてを克服した上での透き通った感じに魅入ってしまった。

「乾杯が献杯になっちゃった。」

もう笑うしかない、踊るしかない。
あのシーンは居た堪れなかった。

戦場は生々しく痛々しく、狂気の中、男と女がいれば、そりゃ何か激しいこともあっただろうけど、次から次へと仲間を失う絶望的な苦しみはよく理解できた。

もしも彼女がいなかったら、第二次大戦はどうなっていっただろうか?
ソ連の英雄であることに間違いない。