数年前から佐賀県にタイ人観光客が押し寄せているらしい。というのもタイのドラマのロケ地に使われたためにドラマファンが聖地巡りに訪れるのだそう。
これは序の口で、この「クーカム」は日本兵とタイ女性の恋愛を描いたドラマで何回もリメイクされて、映画化も5回ほどされている！！同じ内容を何故そんなに。。。。

時は第二次大戦、日本軍はマレーからビルマに通過するためにタイにも駐留していた。
そこで日本兵である小堀と日出子（アンスマリン）が出会うこととなる。日泰の恋愛モノなので甘く切ないラブストーリーと思いきや内容はけっこうハード。
オープニングアニメでは、NHKの朝ドラ風に始まり、BGMはアンジェラ・アキの名曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」が流れる。一見ほのぼのとしているもののそこは戦時下なのだ。
そこでは驚くことにバンコクでも空襲があったるする。大した軍事施設もなかっただろうに連合国の連中は非道な奴らである。おまけに日本軍を敵視するタイ人ゲリラもいたりするわけだ。
主人公の小堀には実在のモデルがいるとの事だが、実に真面目で正義感が強い。対する日出子も正義感は強いもののベクトルが小堀とは別の方向に向いているのがやっかいだ。
そんな二人が少しずつ距離を縮めて行こうとするのだが。。。

最後はいろんな感情が渦巻いて大変っすよ。もうね、ボロ泣きですよ。

お隣の反日国家の映画や音楽ばかりがやたらとフューチャーされてるわけだが、こんなに異常なまでに親日国家であるタイがある事をみな覚えておいてくれ。というか日本の配給会社なんとかしてくれ

||BS|| タイの国民的物語。
大戦中の日本人男性とタイ人女性の悲恋のお話。
クーカム＝運命の恋人 と訳される事が多いけど、カルマによって結びついた男女を指す言葉で『クーカム』と言われる時点で悲恋は決定的な運命の恋なのだそう。戦時中だし、わかってるけどそりゃ泣けますよね。
主役の日本兵・小堀が誠実で、日本人のイメージの良さの一片を担っているくらい有名な物語。

小堀を演じるクギミヤは"父が日本人のハーフ"ってウリだけど、生みの父はオーストラリア人で、全くもって日本人っぽさがないｗw 日本語も下手でツッコミたくなるけど、チャーミングな人です。

でも、アンスマリンという名を勝手に翻訳して日出子と呼び続けるのは如何なものかと思ったぜ。

何度も映像化されているんだけど、多分、このレビューに使われてる写真はもっと昔の版だと思うな。https://m.youtube.com/watch?v=7YLRQfmNVdk&autoplay=1

何処かできっと繋がっている

MajorGroup公式YouTube
Major Cinema Season2