最愛の女性と結婚するためギャング団から足を洗う事を決意したデヴィッドだったが、裏切り者と誤解され見せしめのため殺されてしまう。
デヴィッドの兄で警察官のマイケルは殺された弟の復讐を胸に秘め、単身ギャング団に潜入するのだが…オヤジ系アクション俳優、ルーク・ゴス主演のクライムアクション。
全体的にチープな作りで雑な内容ですが、B級映画としてはそこそこの水準にはあると思います。
共演も俳優陣はヴィニー・ジョーンズ、ヴァル・キルマー、50セント、更には総合格闘家・プロレスラーとして活躍しているボビー・ラシュリーとB級映画にしては豪華です
しかし、予算の都合なのかほとんどが出オチみたいな扱いで活かしきれてませんね。
ヴィニー・ジョーンズは最初と最後くらいしか出番無いし、50セントは完全な出オチ、ヴァル・キルマーとボビー・ラシュリーはそれなりに存在感はありますが、俳優陣に予算を使うくらいなら安っぽいCGを何とかしてくださいと言いたいw
車がこれでもかとクルクル回るクラッシュシーンは滑稽で笑ってしまうw
ストーリーもツッコミ所が多過ぎて疲れます。
アメリカの警察って身内にギャングがいても問題にならんのかw
潜入するため入れ墨などをいれてカモフラージュするけど、そもそも地元の警察官の顔は割れてないかね。弟の兄が警察官てのもバレてそうな感じだけど。
挙げ句の果てには潜入捜査がいきなり地下格闘技みたいになるしw
あとヴァル・キルマー太り過ぎw
見方を変えれば色んな要素が満載のアクション映画と言えますが、期待せずにあくまでもB級アクション映画として観るのが無難だと思いますね。
