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ガタカのmocamoviesのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
5.0
これはある意味、“今”というリアルタイムで考えると、5年か10年後の世界なんだなと思った。
この作品は、宇宙つまり、土星に行くのに、優性遺伝子を持っていないと行けれないという条件で、宇宙飛行士に憧れる劣性遺伝子(近視、循環器に関する病気を持つ)ヴィンセントがなんとかジェロームという車椅子の優性遺伝子を持つ青年(ジュード・ロウ)に頼んで、身分詐称し、替え玉作戦(血液、尿のサンプルで検査する)として、土星に行ける宇宙飛行士の“ガタカ”の社員(優性遺伝子じゃないと入れない)になった話なのである。
てっきり、遺伝子操作の話かと思っていたら、“ガタカ”という宇宙飛行士になれるには、優性遺伝子(病気せず、勉学・運動神経も優れている)を持っている人じゃないと入れなく、毎回毎回、遺伝子検査されるというシステムらしい。
そのうち、リアルでも遺伝子検査されそうな気がする。
替え玉として、ジェロームに変装したヴィンセントは殺人容疑に疑われて、いずれかバレそうな気がしてきて、思わずヒヤヒヤしてきた。
ヴィンセントの弟は、不妊治療で遺伝子操作し生まれてきた優性遺伝子だけれども、兄のヴィンセントと同じく負けず嫌いなのである。
兄弟揃ってライバル関係!?
最終的には、アイリーンと和解して、ようやく土星に行けれたのが良かったと思った。
車椅子の方のジェロームはジェローム(ヴィンセント)に「旅に出る」と言っていたけれども、つまりそういうことだったんだね。
しかも、そのときのジュード・ロウわっか!!イケメンやん!
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