うあ

ガタカのうあのネタバレレビュー・内容・結末

ガタカ(1997年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

遺伝子が優秀な人は本当に優れているのか?
遺伝子的に疾患の恐れがある人は生まれながらにあらゆることが不可能なのか?
最近は遺伝子よりも発現調節因子などによるエピジェネティクスな要素もまた重要だとかで遺伝子情報のみでは人がどんな病気になるかどんな障害を持つかはわからないといった見識らしいけども。

遺伝子情報になくてもユージーンのように事故で突然足が不自由になるかもしれないし、ヴィンセントのように30歳までの命がそれより生きるかもしれない。
遺伝子なんて当てにならんということではないけど「ハンデがあっても諦めなければ夢は叶う」というメッセージは感じました。

最後、ユージーンが「お前から希望を貰った、旅に出る」と言って自宅で焼身自殺をしたシーンは叫んだ。
どうして?どうして?と思ったけれど、旅というのが「遺伝子操作されてない人間の世界の旅」なのでは(輪廻転生がキリスト教文化でどれくらいポピュラーかわからないけど)と解釈しました…。
うあ

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