AK

ガタカのAKのネタバレレビュー・内容・結末

ガタカ(1997年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

イーサン・ホーク氏目当てに鑑賞。

彼ももちろん良かったのですが、ジュードロウも素晴らしかったです…!!
太々しくカッコよく、そして哀愁漂い…もうなんか、色々ずるい笑

ストーリーも胸にグッとくるものがありました。
ヴィンセントの内に秘めた確固たる思いの熱さが溢れ出たシーンは、それまでの静かな展開も相まってグワァっときました。「もう寿命を超えてるんだ」
特にこのセリフが、広く広がる可能性を感じられて胸熱でした。

役者さんもストーリーも雰囲気も素晴らしかったのですがただ一点…警察、無能すぎないですか…?笑
終盤あたりで捜査網引かれて、ヴィンセントとジェロームがほぼ同時刻に別々の場所で検査されて、
「やべぇ、これ、絶対あの刑事がネチネチと突っ込んでくるパターンだ…!」
とヒヤヒヤしていたら、まさかのスルー。
最後の決定打も、死体に付着してた唾液とかまず真っ先に疑うところなのでは…
…いや待てよ、逆に考えるんだ、遺伝子捜査に頼りすぎてて警察の能力が衰えてしまったということが表現されていたのかも…?!

そんな感じで。じんわりくるオサレめ映画でした。
AK

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