ゴジラvsコングのnishiiのネタバレレビュー・内容・結末

あまり合わなかった。
コングの手話や地下世界突入とか所々では面白いシーンがあったがキャラとか流れの退屈さがそれを覆い尽くしている印象。
コングと仲良し女の子一同も陰謀論ポッドキャスト一同も、どちらも一辺倒で何か愛着がもてない。
最後の敵も、何か痩せた男のCGが動いているみたいでイマイチ。映画のトリを飾るのには貧弱すぎた。
間違いなく面白い作品ではあるんだろうが、髑髏島や世間で失敗扱いのKomが好きだった僕には、それと大きくテイストを変えたこの作品は合わなかったみたいだ。
ゴジラがあの不穏なテーマが流れつつ人間相手に暴れ回っているシーンや最後ゴジラが起き上がり海へ夕陽の中帰っていく所は好きだったので、多分自分は怪獣が人間にとって「脅威だが味方になることもある、だがやはり脅威である」みたいな距離感の書き方が好きで、また強いバックグラウンドの無いCGバトルは嫌い何だろうなと思いました。