ちちどん

走れ、絶望に追いつかれない速さでのちちどんのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

正直、微妙。
アマチュアが作った感が漂う。すごくよくできた大学のサークルの作品でみたい。監督とかキャストとか調べてないので、大物なのかもしれないけども。
伝えたいメッセージがあるものの、それをドラマティックに伝えるためには費用が足りなさすぎて細部までこだわれなかったような、そんな感じ。

まず、ストーリーだが、主人公の葛藤がありありと描かれていないのが微妙。もっとわかりやすく、自分にとって親友と初恋の相手を知ることがどのようなことなのかを描くべき。今では興味本位でいっているくらいの軽さである。
切り替えて、走り抜けようとしたことを描く際にも、アクティビティではなく、仕事などで描きたい。パラグライダーは、走り抜けようとしているのか、絶望にすり寄っているのか…。

また、カメラワークがよくない。基本的に少し離れて真っ正面から撮影するのだが、その構図に飽きがくる。
1う1つのシーンの尺も長い。泣くシーン、海のシーンなど、もっと短くしても良いのでは?

やはり、長編動画をつくるために1シーン1シーンを間延びさせた感が強い。
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