うし

走れ、絶望に追いつかれない速さでのうしのレビュー・感想・評価

5.0
2019年自宅鑑賞30本目。
好きです、この作品。
社会人1年目の今、
この作品に出会えたことが嬉しい。
失意に暮れて
自分が何をすべきかも
分からなくて。
それでも
居ても立っても居られないから
何かにすがって駆け出して。
辿り着いた先が
希望だろうと
絶望だろうと
本当に欲しい答えは
結局は自分の中にあって。
答えを見つけるための
きっかけをくれるのは
よく知っている人かも
しれないし、
赤の他人かもしれない。
答えを他人に求めるのは
簡単なことだけど
自分と向き合っていかなければ
そのきっかけにさえ
気づけない。
時間はかかっても
しっかりと自分自身と
向き合って
自分の中での
着地点を見つけることを
大切にしたくなる作品。
この作品の
ハングライダーと
朝焼けが
一生ワタシの心に残ると思う。
うし

うし