ま

走れ、絶望に追いつかれない速さでのまのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

残された人はずっとなにかを抱えながら生きていかなければならなくなる。作中では実際言葉にはしないが残された人々は「なぜ死んだんだよ」という思いに振り回される。主人公も最後は彼の絵を見つけて、前へ向く決心をしたように感じた。彼も絶望に追いつかれないように死を選んだのかもしれない

この人の作品の多くは身近な人の死から物語が始まり主人公の台詞も少ない。なのでこっちが想像で観ていくしかないがそれがとても好き。
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