今年初のEU film days、キャンパスメンバーズで無賃鑑賞。フランス映画、日本ではなかなかみられない稀有な作品だと思われる。タナトスはわからんけど、エロスへの賛辞はしっかりと感じられる!
パティーの口から滔々と流れる性の話題、消える母の死体、持ち上がる屍姦疑惑、がメインでありつつも自然というロケーションが重要。全裸で駆け廻る二人が雷の光でパッと明滅し、キャロリーヌの中で何かが変わるあのシーンはテンションが上がる。フランス映画のせいか、なぜかすごい長ったらしく感じて、90分くらい経ったかと思ったら60分くらいで隣の人はいびきかいてた、のに加えて、後半はいつ終わってもおかしくないような雰囲気と音楽が続いて「おお?あー、おお?」みたいな感じがあった。
性生活を赤裸々に語りまくるパティーと木材を荷台に投げ入れて外でやっちゃうドニ・ラヴァンはモデルがいたそうで、変人のいる村があるということですなぁ。