Mitsunoir

Mitsunoir

一般教養の講義で映画史を受けて古いのが好きになっちゃった大学生です〜
監督でいうと、エドワード・ヤン、ゴダール、園子温、河瀬直美、タルコフスキーあたりが好きです!

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.9

逆SFコメディみたいな?
深津えりが面白いです。サバイバル知識も微妙に得られる?広島あたりで豚を捕まえたあたりで食べてたご飯に唾液が出てきた。自転車もいいよね。全体的に都市化・都会で失われた夜空だとか
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.9

意外と大事なシーンで次のカットが「え、終わり?」みたいな撮り方が多かった、これはリンコがトモに言っていた「飲み込んで過ぎ去るのをグッとまつ」みたいな、全て噴出させるように描かない、抑制が効いた表現だっ>>続きを読む

ある現代の女子学生(1966年製作の映画)

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コレクションする女がFINって表示されてエンドロールが1分くらい流れたら唐突に始まった。
記録映像って感じ。女子学生はこう増えて新理学部棟ができてだとかキュリー夫人が現れて地位が上がったとか、映る女子
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コレクションする女(1967年製作の映画)

3.8

艶めくアイデの肢体が魅力的。個人的にはアドリアンが形容した「退廃的で美を追求しない」というアイデのヒッピーらしさが好き。アドリアンがとにかく無を求めてヴァカンスに行きながらもアイデに惹かれちゃうという>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.1

なるほど、ストーリーといいその意味といい映像的文体といいこれは名作と言って間違いないでしょうなぁ〜〜〜〜
ストーリー的に難解なわけじゃないけど、解釈の余地を残すことで難解で捉えきれないという印象を受け
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.9

ビフォアサンライズ、ビフォアサンセットに続いての。サンライズは見たと思うんだけど、記憶の奥底でぐっすりしてて。。。でも楽しめた。みんなでテーブル囲んでの会話は普通に面白いし。長回しがすっごいっすね、ド>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

タイムパラドックス系SF。
スピエリッグ兄弟。デイブレーカーに続いてのでちょっと微妙な感じかと思ってたら、起承転結がしっかりしてて秀逸、特に転結が素晴らしく点と点の間にある見えない線がどんどん露わにな
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デイブレイカー(2009年製作の映画)

3.5

SFアクションホラー、なんのためのSF設定?メッセージあるのかと思いきやほぼなくて基本的にサプライズな感じでどーんてくる感じ。まぁ面白かったけど。B級な匂い。でも結構金かかってる。そのバランス感になん>>続きを読む

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.8

哀愁はんぱない、優しさ溢れるイーサン・ホークのあの目つき。。。チェット・ベイカー悲しいですなぁ。スピード感のあるモノクロとか通しで流れる演奏、よかったです。

マルタの鷹(1941年製作の映画)

3.6

う、う〜ん、なるほど、思ったより劇的な展開という感じでもなくまぁかっこよく終わったなあって感じですかね。謎解きらしさがあるわけでもなく若干とらえどころがないように感じる。

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.1

ザ名作。午前十時スタートで睡眠時間が6時間切ってたから始まる時眠かったけど、途中から眠さとは無縁で見入った。イヴ最高だなぁ。各々が満足いく形で生きればいいと思うけど、こういう競争というのはドラマを生み>>続きを読む

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

-

名前も知らない関係というのは前から興味深いと思っていたんですよね、ジャン・ピエール・レオだとか、ストラーロのカメラワークというか光の捉え方がベリーグッドで、なんだかよくわからないけど良い映画と捉えられ>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.0

(嘘)ー(真実)< 0

(嘘)ー(真実)> 0
になることもあるんだなぁと。
というか嘘だとか真実だとかこの二分法自体がそもそもナンセンスなのかもしれない。
というのもあるんだけど、その嘘や真実を
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イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

3.9

In the soup (ドツボにはまる)、色々あるけど、そういうことの方が面白そう、飲み会は1次会より2次会、2次会より3次会と進むにつれてお金もかかるし、帰るのめんどくさい、けど清濁併せ吞む心意気>>続きを読む

青い体験(1973年製作の映画)

4.0

とにかくカメラワークが見事だったと思う。(ヴィットリオ・ストラーロ!)ノートをちぎって捨ててアンジェラが拾うカットの連続、頰にキスの連続カット、流れるように顔を追い大腿に行き着く回し、懐中電灯で照らさ>>続きを読む

カルメンという名の女(1983年製作の映画)

3.9

おおお!って感じじゃないけど、映像と音(演奏・bgm・波や叩いた音)が巧みに構成されていて独特のリズムを産んでいる。全体として音楽のように重奏的なつくりかな。

二人が光を背に窓の前で向かい合うシーン
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

再鑑賞
これがキューブリックらしさなのか、改めて観るとすごい、癖になっちゃうね。I'm singing in the RAIN!!ですよ

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.3

人間が無意味な現実から要素を選りわけ掬いとり構成し意味付けするように、この映画では時系列・精神・人格・夢・妄想、どれかわからないけどバラバラになった要素のつながりを見つけだし能動的に構成しなければなら>>続きを読む

エル・トポ(1969年製作の映画)

4.0

ひっじょうにわけわかんない、現代アートもいいところ、奇妙、そして終わらぬ悪魔かのようなイマージュの連続。背景は砂漠が多く、そこに人が存在し、なんか起こってと、ある意味無駄がなく精神世界を描いているかの>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.0

怪作ですなぁ〜
しかし、かなりセリフが少ない一方で映像は刺激的でbgmは自然音のようだったりやかましい鳴き声だったりと、映画世界(主人公視点)に引きずり込まれてしまった〜

見てる時から思ったけど、女
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.8

逃れられぬ、自分の中の自分が表出する瞬間、血は争えない〜
jesus, Richeyのあの顔。話の流れはすごい普通というか、起伏がないというか演出で見せつけようとせず抑制的に語られるんだけど、退屈する
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.7

現実と不安が入り混じり肉体に表われる、モノクロームに近い画面に血の赤が湧き出す。やりたいことはわかるんだけど、いまいち面白みというか、演出・映し方的にちょっとリアリティを欠いていて、欲が出る。演舞をぐ>>続きを読む

五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

3.7

女の"性"、狂気にも似ている。執念が半端じゃない。

物語のベースとなる筋がしっかりしていて普通に面白い。普遍のテーマってやつなんでしょうか。色々と画がすごい、よくこんなの撮れたなぁ、どこにあるんだっ
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.9

2回目@早稲田松竹
劇場で観れるから観ちゃった。最初のは絵画が元になってるみたいですね。特にあの逆三角形×3がよくわからないんですけど、部屋に山猫が出てくるあたりは、彼女の中に獣のような野心が芽生えた
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.1

男女のもつれが見事に描かれてる。純粋に面白い。
ロケが多い、海辺や庭、あとは家の中くらい。総じてシンプルで自然に近い色使い、緑や海辺、紫陽花、淡い色が多い。そして、そこに現れる夏の肌。光を受けて美しい
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あん(2015年製作の映画)

4.2

光があって音があって、それでいいじゃないか、と思わされる。だから僕は映画を見ているのかもしれない。

この映画は、河瀬直美監督らしい映像の美しさ、光や木々など自然的な要素の美があり、全体として繊細でテ
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すべてが狂ってる(1960年製作の映画)

3.9

テキトーに言えば (大人は判ってくれない+勝手にしやがれ)/2って感じかな、好き。1960年、ヌーヴェルヴァーグっぽさ、不条理というのか、何を信じればいいのか、行き場を失ったエネルギー、時代らしさとい>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

音楽がベースのような役割を果たしている。その上にたくさんのカットで繋がれる映像が乗って、でもベースもかっこいいんだぜって音楽がメインのシーンが入ってきてと、音楽の効果含め観る人にどう感じさせるかという>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.3

ヒッチコック作品で3本の指には入る。完成度高すぎる。。。足を折ったカメラマンが裏窓からのぞいていると妻を殺したっぽい男を発見する話。

裏窓から覗くことで全てを表現し、その大体のショットは望遠カメラ越
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(2017年製作の映画)

4.4

光の捉え方が抜群に良い!そして注目すべきは撮り方で、顔や肩越しのアップが連続する。これは肩越しは永瀬正敏の少ない視界を表現し、顔のアップは視覚障害者が捉えられない画面の多義性を排した結果と考えられる。>>続きを読む

雪之丞変化(1963年製作の映画)

3.8

構図と色彩感覚がキマってる〜!名前覚えてないんだけど、殺しちゃうシーンの絵画的構図が好き。時代感がでてるのもよい。

内容はそんなにでもないかな笑 復讐ってしょうもないといっちゃあれだけど、どっかしら
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歌うつぐみがおりました(1970年製作の映画)

4.0

「帰るなよ」→帰る、どっかいく。この繰り返し。
自由でお調子者でどこか憎めない愛らしさがあるギア。新学期操行ゼロの自由さをベースにラストを含めれば勝手にしやがれのような雰囲気も持ち合わせていて、ヌーヴ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

リアリティがすごい、細部へのこだわりというのか、どのシーンを切り取っても本当にその世界が存在するんじゃないかと感じさせる画面作りが見事。
一方で回想シーンとのつなぎは別にわかりにくいということはないけ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

「音楽は決して人から奪えない」と同じく、希望は奪えないし、奪われることはない、ただ自分で忘れてしまうだけだと感じた。希望を忘れたら死んだようなものであり、終身刑は忘れ捨てさせる、死刑とたいして変わらな>>続きを読む

無伴奏(2016年製作の映画)

3.8

個人的に好きな題材、というか現実を受け入れられずこの時代のように社会から逃れんとする、反対の意を示す精神に共感する、自分は1969年の人間なのかとすら思わされる、と同時に、現代ではこのような精神が失わ>>続きを読む

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