停滞さんの映画レビュー・感想・評価

停滞

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ミュージック(2023年製作の映画)

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この作品は悲劇の最高傑作「オイディプス王」を翻案したもの、であれば完全なプロットとともに観客への深いカタルシスが期待されるが、少なくとも私には与えられず。それはあらすじの通り彼は「悲しみと向き合う」(>>続きを読む

家族の略歴(2024年製作の映画)

5.0

シュエはほとんど能動的に話さない。ウェイに話しかける、彼の両親に自分を売り込む場面がある程度。物語の主軸は、ウェイの両親のやりとりで進行していく。家庭環境の力学が生み出す化学反応を、生物学をモチーフに>>続きを読む

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.0

何を欲しているかわからない虚な雰囲気のカナ、でも退屈ではない、この世界をあてもなく彷徨い暴れる様から目が離せない。
「お話を退屈にしないためには登場人物に何か欲しがらせろ」と小耳に挟んだ記憶があるけど
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マグダレーナ・ヴィラガ(1986年製作の映画)

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ジャンヌディエルマンとの比較、確かに!思い浮かばなかった〜

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

4.0

最近、ポケモン対戦してるんだけど、即負けに繋がらない選択が大事らしい。一気に負けてしまう展開を作らない、ということ。その選択がどういう結果を招きうるかを考えて選ぶということ。
なんてのはどうでもよくて
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わたくしどもは。(2023年製作の映画)

3.0

料金内訳
- 小松菜奈鑑賞 1000円
- 松田龍平の世界観への溶け込み 500円
- その他 500円

うーん黒沢清とかに影響されたんだろうか(松田龍平が散歩してるあれのように見えてきて…)。
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

観客の感情を煽ったり感情移入させたりせず、執着の薄れた過去を思い返すように一歩ひいた第三者的視点から淡々と小気味よいリズムで語られる。そういうカメラの捉え方、好き。

ノー・シャーク(2022年製作の映画)

4.0

基本は2時間モノローグなので英語が得意でない私は字幕を読み続けるわけでしかもそのモノローグがたまに示唆に富んだ雰囲気でエッセイか何かを読んでいる気分だった。しかしこれは紛れもなくサメに食べられるために>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

4.0

ウェディング・プランナーは現場で起こる様々な問題に対処して最高の日に仕上げる、これって映画づくりと同じなんじゃないでしょうか?(映画つくったことありません)ウェディング・プランナーは映画の題材としてと>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

3.5

今までみてきたカラックス作品とは全く異なる作風だと思う、それもそのはずポップバンドのスパークスがつくった物語の映画化らしい。カラックスらしさとはなんだろうと考えたけど固定的な彼らしさを与えてくれるわけ>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.0

アピチャッポンの映画をはじめてまともに見れたかもしれない。偶に見たい。

パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

アンサンブル映画といっていいんだろうか。どこかに向かっていくわけでもなく今この地平の何処かにある誰かの世界を切り取ったような感覚を覚えたり覚えなかったり。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

おもしろい。🐟オタクになれるのもすごいがさかなクンのお母さんもすごい。人間社会に馴染めていないように映るさかなのこでも生きれる社会の温かみを垣間見た。

JLG/自画像(1995年製作の映画)

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ゴダールのパフォーマンスらしい。
ハタキで本棚の掃除するお仕事したい。

フォーエヴァー・モーツアルト(1996年製作の映画)

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うまく言語化できないんだけど、映画館出たあとに車がブンブン走ってたり色んな話し声が"聞こえ"たりしてきて、最近はネットの文字や仕事でよく使う論理みたいな言語というフィルターで世界の認識が歪んでいた、世>>続きを読む

サマー・シャーク・アタック(2016年製作の映画)

3.0

サメ映画とはサメの映ってる時間はそう長くないがサメ人称視点と水面を走る背びれで恐怖を与える、そこに本質を見出したり。いざ水面から出ると低クオリティの作り物サメとCGで笑わせてくれる。その非現実性とサメ>>続きを読む

乳母(1999年製作の映画)

4.5

会話劇とは程遠いところに位置している。人物や物体の動作で描写される静謐で美しい画面たちに見惚れる。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

MX4Dにて。すごいアクション映画だがまぁストーリーは特筆すべき点がない感じなので何回も見たい人の気持ちは理解がむずかしい。前作を見てきたほうが良かっただろうか。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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池松壮亮はこういうふうに映画に仕立ててしまう感があるが伊藤沙莉の影響もある。俺もはやく池松壮亮にならないとなぁ〜。

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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映画監督の自画像的映画だろうか
砂糖素手食いだけが記憶に残る

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

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やはり民主主義は最悪(ただし他の...)。とても忍耐のいる制度だと感じる、一筋縄では行かない。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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最初の方うとうとしてしまった
洗車時に窓を開けてしまう子供にコレエダイズムを感じる