EDDIE

ハードコアのEDDIEのレビュー・感想・評価

ハードコア(2015年製作の映画)
3.4
全編主人公の一人称視点で撮られた異色アクション。
ゲーセンのシューティングゲームの世界観をそのまま映画にしたような作品。斬新なアイデアは面白い。
ヘイリー・ベネットが美しすぎる。ただ見辛い…。

公開当時も結構話題になっていたと思います。
私も劇場に観に行こうか迷いながら結局見逃してしまった作品でした。

これほどまでに主人公の困難を我がごとのように疑似体験できる映画は他にはないでしょう。
ハラハラドキドキも味わいながら、アクション満載。人体損壊描写も容赦ないので、苦手な人は少し要注意です。

この作品は一にも二にもヘイリー・ベネットですよ。
とにかく白衣とタイトなミニスカート姿が異様にエロい。
これまで色んな作品で彼女を見てきましたが、一番色っぽかった気がします。
最初から最後まで彼女から目が離せません。色んな意味で。

とはいえ斬新すぎるアクション描写と撮影手法に思いっきり前のめりになるわけですが、やはりずっと視点が同じこともありかなり疲れがたまります。
言葉を選ばずに言うと飽きる。

劇場で観ればまた感想は変わりそうですが、自宅のテレビですら少し酔ってしまいました。

やはり映画の撮影ってすごく大事なんだなと再認識させられました。
見応えのあるショットを見せるのは確かに大事でしょうけど、そればかりでは食傷気味になってしまいます。脂ぎったステーキばかり食べると飽きてしまうのと一緒ですね。
時には野菜とか、箸休めも必要です。

ひとまず現在公開中のイリア・ナイシュラー監督最新作『Mr.ノーバディ』に向けて本作を鑑賞しました。
『ジョン・ウィック』シリーズのデビッド・リーチと組んで製作したアクションということもあり、本作を観て益々楽しみになりました。

※2021年自宅鑑賞123本目
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