近藤真弥

ハードコアの近藤真弥のレビュー・感想・評価

ハードコア(2015年製作の映画)
2.8
ストーリーはそこまでハマりませんでした。でも、“観る”から“体験”に移行しつつある映画界という背景をふまえると、何十年後かに高く評価されそうだなあとも思う。いまは“体験”もあたりまえになったが、それを『ハードコア』はいち早く取り入れていたのではないか?みたいな感じで。

FPS視点は、『HALO』あたりのゲームをやってる人からすれば目新しいものではないと思います。FPSだからこそのカメラワークもあるけど、それだってゲームではすでに見られるものだし、革新的とは言えない。VRが持て囃されているタイミングでの公開だから注目を集めたのは否めないでしょう。映画の志向はVRというよりAR的ですが。

序盤の左足が回るシーンは少し笑いました。
近藤真弥

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