RIO

デスティーノのRIOのレビュー・感想・評価

デスティーノ(2003年製作の映画)
3.8
時の神様クロノスとの待ち受ける運命

ダリのいる次元の違うその場所に
長い影を追いかけて
たゆたう花 踊り子ダリア
近づく長い影を青白い太陽が照らす

向き合いたい繋がりを取ろうとするお互いを顕すモチーフの切なさが散らばっている

空間を次々と通り抜けていく滑かさ
ダリの持つ柔らかな線とディズニーの持つエグさ
真逆サイドから攻めていく
お互いの持ってる秘めた側面が際立って
とろける概念
情緒的な空間と時間の形式に魅了された

1945年アニメの世界にはまだ無かったシュールレアリスム
サルバトール・ダリの短編映画を企画してダリとディズニーの2人はフロイトの研究である「無意識」から着想を得たものだったらしい
無意識の選択がこうもフロイトが続くと病んでんのかな私
ディズニースタジオのジョン・ヘンチとダリで絵コンテを制作

音楽の透明感は気持ち洗われる
「Destino」Armando Dominguez*Dora Luz
RIO

RIO