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バジュランギおじさんと、小さな迷子のturkeyのレビュー・感想・評価

5.0
ナワーズッディーン・シッディーキー(日本での愛称 ナワさん)
初めて見たのは「めぐり逢わせのお弁当」のウザい見習い社員、次に観たのが「女神は二度微笑む」の威張り散らす鬼警視、後で配役表を見るまで同一人物と全然判らなかった、三回目が本作で流石にこれは一発で判ったけど四本目「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」での人買い役は消去法であの役しかないという結果だった、それ程、化けるのも演技も上手いのだと思う。
事実、この作品が本当に面白くなるのはナワさん演じる記者が出てきてから、それまではサルマン・カーンによる長〜い序章という感じ。(寄宿するまでで映画一本出来る)

シャヒーダを演じるハルシャーリー・マルホートラは完全に反則。(笑)
サルマン・カーンはこれとプレーム兄貴とシャー・ルクと大喧嘩する前にゲスト出演した恋する輪廻しか観てないけど日本で言えば石原裕次郎、何に出ても裕次郎は変わらず(大スターの証明でもある)、ちなみにシャー・ルクは三船さん、アーミルは誰だろう、自国の問題をエンタティメント化して見せる所は黒澤明に似てる。

※ナワさんの踊ってる姿が観られる貴重な作品。(笑)
※判っていながら涙腺崩壊させる毎度毎度なテクニックに呆れる、半分は引っ掛かる自分に呆れてるんだろうが。
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