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バジュランギおじさんと、小さな迷子のspitfireのレビュー・感想・評価

4.2
インド映画史に残る大ヒット作にして、インド映画ファンに語り継がれる感動の名作が再上映、ということで劇場に行ってまいりました。私が見た回では満席、パンフも完売でした。凄い!

対立するインドとパキスタンの国境を超え、迷子を親元へ送り届ける、笑いあり涙ありのロードムービー。都合が良すぎるきらいはありますが、「世の中こうであってほしい」という切なる祈りとしては至上のものかと思います。あちこちで分断の深まるこのタイミングにこそ観たい一本。

サルマーン・カーン主演作を見るのはこれが初めてなんですが、名優の名優たる所以を思い知らされたようです。シャヒーダーの子役もようこんな子探してきたなという名演。

ダンスシーンめちゃくちゃ楽しかったし、挿入歌も効果的でした。アクションシーンは数少ないですが、要所でしっかり体張ってて迫力あり。ドラマ以外もメリハリが効いてて良いと思います。

そういや今回は「TIGER3」を控えての再上映かと思ったんですが、よく考えたら日本での配給会社が違うんですよね。いずれにせよ来週もサルマーン・カーン主演作を見る予定です。
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