にしにっぽり

バジュランギおじさんと、小さな迷子のにしにっぽりのレビュー・感想・評価

4.7
ロードショーを見逃してしまい、サブスク解禁もされていなかったので今回再上映を見ることができてよかった。期待を上回る感動、ラストは号泣でした。
元々はイギリスの支配のもと、一つの国となっていたインドとパキスタンだが、お互いに三度戦争を行なってきた。作品内だけではなく現実でも隣国二カ国は睨み合っている現状である。しかし、ボリウッドは違う、ボリウッドはインドやパキスタンだけではなく南アジア全体で等しく愛されている。ボリウッドの存在は両者二カ国だけではなく南アジア全体の交流装置であると考える。
そんな中、公開された本作品は大ヒットを記録し、多くの映画賞を受賞した。特に、観客と批評家の双方から高い評価を受けた点が注目される。感動的なストーリーと強いメッセージ性が、多くの人々の心に響いた。また、サルマン・カーンのキャリアの中でも重要な作品となり、彼の演技力が再評価されるきっかけともなった。
この作品は感動的なストーリーだけではなく、宗教や自然美しい景色、鉄道やバスなどの交通機関など、普段日本で生活している私たちでは知り得ない情報が目に入るので映像作品としても楽しむことができる。
国境を越えた強い愛、誰もが心温まること間違いなしだ。
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