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バジュランギおじさんと、小さな迷子のmのレビュー・感想・評価

4.8
自宅でしか見たことなかった好きな映画を映画館に見に行ける贅沢。
エレエレエレエレエレレエレレー
記者と出会ってからの展開は笑いと涙が温かくテンポ良く入り混じって、後半になるにつれてさらにどんどん勢いを増していく。
インド映画は時間が長いから中だるみを感じるものも多いけど、バジュランギおじさんは無駄がなくて骨太だなあと感じる。

エレエレダンスの「よっ!待ってました主人公!」ってパワンが登場してくる感じ。これですよね、インド映画の良さ。
背景は重たいのにそれを全部吹き飛ばすような踊りと歌、楽しくなって元気が出る。

ダンス後に何事もなかったかのように話に戻るのではなく、「スターみたいに踊ってたね」「セルフィーって何?」って冷静に普通にさっきのダンスに触れられるの好き。

小さな迷子のシャヒダーがもうめちゃくちゃ可愛いの。あちゃーって額に手を当てる仕草がもう可愛くて可愛くて。
お母さんとはぐれて1人泣いてたり、行かないでって主人公のおじさんに抱きついてきたり、放っとけないよねぇ。。

先日長期でインドに行く機会があり、日本とは比べものにならないインドの広大さ、人の多さ、パキスタンとの関係性、多様な宗教、信仰心の深さ、生活の中に宗教が密接につよく根付いてる感じを身近で体験して、以前この映画を見たときよりももっと果てしなくて大変なことをしてるんだなあと思った。
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