075T

バジュランギおじさんと、小さな迷子の075Tのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

シネコヤにて。
長かった。まず、「長くなるけど」って確かに前置きはしてたけどにしても長いパワンの自分語りの最中に、あゝこの映画はまじで長くなりそうだな…と覚悟した(もうそっちの話で別の1本撮れそうな勢いだったし)。それにいつものスローモーション多用なんかもあってとにかく長かったんだけど、ぜんぜん退屈しないどころか、どんどん前のめりになる作品だった。セルフィー撮ろうとかチキンの曲でワイワイ歌って踊ってしてた頃は、まさかラストであんなにも泣かされることになろうとは思いもよらなかったよ。。。
人が掟やしがらみと葛藤しまくったのちに意を決して寛容な行動をとるシーンがいくつも出てきて、そのたびに胸打たれた。ゆるせる人間は強くて美しくて素敵だな。
インドの雑多な都会からパキスタンの雄大な山々へと移り変わっていく景色が楽しくて、旅したくなった。VISAとるの大変だけど。
075T

075T