ニコ マトモ オデ カナシイ
(´;ω;`)
ハロウィンの夜、手をつないでいた息子が突然消えた。いったいどこへ……。そして一年後、息子を探す父は気づく。ハロウィンの夜にいなくなった子どもだけは行方知れずのままだという。一体なぜ……。
という話。
モチーフや内容はありふれているので、安心して観ていられる。ゴアはほぼないが、瞬殺された霊媒師の体内が炭化していたのはそこそこ見ごたえあった。あとは仮装している大勢の子どもたちは、不気味で嫌だった。
ケルト文化もこすられまくってるよな。
三相女神って両面宿儺みたいなものかな。
ネタバレになるから言及しないが、ほかの要素も使い古されてるものばかり。だったらもっと狂った設定や、気合の入ったゴアを見せるとかしないと。
いつもうひと盛り上がりするのかと、ラストシーンを食い入るように見てたけど、そのままストンと着地した。
心に隙間風が吹いた。
愛するニコケイが出演しているので観たのだが、私の好きなニコではなかった。我が子を愛するいたってまともな父親で、息子を救い出すために身の危険を顧みず向こうの世界へ飛び込むありふれた役だった。
厨ニっぽい大剣を作ったりしない。
トマトをゴミ箱にダンクしたりしない。
エナドリ飲みながら踊ったりしない。
ニコの無駄づかいでは?
こういう役はウィル・スミスにやらせたらどうか?
次のニコは狂ってますように。踊ってくれますように。