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ヘクトパスカル 疼く女のssr701のレビュー・感想・評価

ヘクトパスカル 疼く女(2009年製作の映画)
1.9
2月4日は中島みゆきさんの
35枚目のシングル「命の別名」が発売された日です(1998年)!
その26周年を記念しまして(中途半端)
谷川みゆきさんが出ている作品を見てみます(無関係)

近年はカップリング曲である「糸」が
やたらとカバーされまくっていますね
2015年と2016年と2020年は
一年間に6組のアーティストがカバーしていて
2ヶ月に一回ペースってすごいなー
と思ったら
2018年は8組もカバーしてました…
いやまあいい曲だとは思いますけど
なんでこんなにカバーされまくるのかな…?

深く突っ込むと
組織に消されるかもしれないので
ここまでにしときますね

命の危険を感じつつ
いざ視聴開始!

(ネタバレあり&脱力感ありです)



主演は
「妄想的特殊浴場 本指名」
「サディスティック痴女ナース」
「穂花センセイといっしょ。オトナの変態保育園」
で広く一般的に知られる
皆さんご存知のあの有名な穂花(ほのか)です

葬儀屋の役ということで喪服で登場するのですが
とても美しいです!
いい雰囲気なので
ひょっとして隠れた名作かも…
と色めき立つボクなのでした


で予感はいつものようにはずれまして…(やっぱり)

とにかく終始クルマが通る音や
雨風や波の音がうるさい作品でした
静かになることもあるので
意図的にうるさくしてるのだと思うのですが
果たして一体何の意味があるのやら?

おまけに
穂花は声が小さいという設定で
さらには全員が九州の方言で
ところどころ意味がわかりません

この声が小さい設定も
それほど話とは関係なかったですし
わりと大きな声を張り上げたりもしてましたし…
うーん…?

それからやたらと服を着たまま
雨に打たれて濡れまくります
家の中でも服のままお風呂に入って濡れるのです
いったい何なの…?
ひょっとしたら
河童のお皿と同じで乾くと死ぬ体質なのかもしれませんネ!

そして服を脱いで着替えるシーンは皆無なので
監督とスタッフをビンタしていく必要性を強く感じるのでした(教育)


大雨の中でウフンアハンに興じて
またびしょ濡れというかズブ濡れになり
そのあと部屋に戻ってくるのですが
髪が少しだけ濡れてる程度で
服はそれほど濡れてるようには見えません
素早く乾かしてまたわざわざ着なおしたということでしょうか?
男のほうは上着を干すでもなく
ソファーに無造作に置いてますが
これもズブ濡れ状態ではないので
乾かし終えてるということでしょうか?
葬儀屋よりも超高速クリーニング屋として営業したほうが
儲かりそうな気がします

そして…!
またふらふらと歩きだして
外へと出て雨に濡れる穂花なのでした…
どんだけ濡れたいねん…

これは…
河童のお皿体質というか
もう河童そのものなのかもしれません!

何故なら!何故ならです!
河童はきゅうりが大好物ですが
穂花も長い棒状のモノが大好きですよね?
そして河童は尻子玉を抜きますが
穂花も抜きます(←圧倒的な美しさで度肝を)

さらに!さらにです!
河童が大好きな「相撲」は
ハダカ同士で激しくぶつかり合うものですから
これも穂花が大好きでいつもやっていることと同じことです!
そして塩(自粛)

しかも!しかもです!(←しつこい)
相撲には「押し倒し」「浴びせ倒し」「突き出し」
「三所攻め」そして「もろ差し」という
なんだか穂花が好きそうな言葉がたくさんあります!
これはもう言わずもがなでしょう!
トドメは「ち⚪︎んこ鍋」ですよ(そこを自粛すると余計にいやらしいぞ)
これだけ共通点が見つかってしまった以上は
やっぱり穂花は河童!
そう考えるのが自然だし
他に選択肢が見当たらないのでした



でAV女優といえば
棒が好きすぎて棒読みになりがちなのですが(偏見)
穂花のセリフ回しはなかなか良くて
雰囲気や佇まいもサマになってました
でも作品的には
がっかりさせられてしまいましたね

あとAV女優が出る映画によくあるパターンですけど
からみのシーンはあってもキスシーンが無いですね
今作ではいちおうはあるといえばあるのですが
その瞬間に髪で顔を隠したり
引いた映像になったりで誤魔化してます
んで首元や胸元へのキスでお茶を濁すのです
これにはいったいどういう意味や理由があるのかな…?
キスは特別料金でギャラが上がっちゃうのかな?
(個人の感想&妄想です)
ちなみに自分が知る限りですが
城定監督の作品は基本的にはチュッチュしまくってる印象が強いです


それからよかったところは
メインテーマのギターですね
音楽担当は野中“まさ”雄一で
ギターを演奏しているのは堀崎翔でした
調べてみたらAKB関連や
アニメや朝ドラの劇伴の
編曲や演奏に携わってる超有名な方たちでした
なぜこんな映画に…?


結局のところ
10文字にまとめると
「うるさくてびしょ濡れ」
5文字にまとめると
「穂花は河童」
な作品なのでした


余談
しじみのせっかくの頑張りが
無駄に終わった感もありました
そこだけ唐突で
とってつけたような話だったので…
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