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ヨーヨーのneroliのレビュー・感想・評価

ヨーヨー(1965年製作の映画)
4.2
■ピエール・エテックス レトロスペクティブ〜🤡■
 
 
ピエール・エテックス監督は多才であり、ジャック・タチ監督作品のポスターのイラストレーターでもある。
 
同監督の長編第2作〜🎬
 
幼少の頃から愛着を持ってきた「サーカス」の世界をテーマにした映画〜🎪
 
当時、同監督は父親を亡くしたばかりで、父親と息子の絆を描いた作品を作りたいとう気持ちもあったという。 
 
 
主人公ヨーヨーが成長する時代背景と共に、サイレント時代→トーキー時代→テレビの時代の映画構成へと変化する。
 
 
世界恐慌で破産した大富豪(ピエール・エテックス)は、元恋人であるサーカスの曲馬師と再会し、その存在を知らなかった幼い息子と3人で地方巡業の旅に出る。
 
やがて成長した息子はヨーヨーという人気クラウンになる。
第2次世界大戦が終わると、かつて父が暮らしていた城を再建するべく奔走する。
 
空中ブランコ乗りのイゾリーナに恋しつつ、興行プロデューサーとして成功する。
 
 
 

■有名映画へのオマージュ〜🎬■
 
 
✔︎『海底王』バスター・キートン監督
✔︎『独裁者』チャールズ・チャップリン監督
✔︎『新学期操行ゼロ』ジャン・ヴィゴ監督
✔︎『道』フェデリコ・フェリーニ監督
 

本作に対して、トリュフォー監督が絶賛。
ジャン=リュック・ゴダール監督が、1965年のベスト10に選出。
 
 
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