マグルの血

ザ・ベビーシッターのマグルの血のレビュー・感想・評価

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)
3.5
いじめられっことカルト集団の戦いを描いた話。

夏なのでスプラッターを。といってもコメディタッチが強く全然怖くない。ポップコーンムービーな仕上がり。ちょこちょこ映画ネタも混ぜていて面白いです。
タイトルがもうネタバレなので隠せる要素がほとんどないです。無垢な血を求めてベビーシッターが男の子を追い詰めるわけで、14歳にあんなエッチなベビーシッターがつくなんて、アメリカってかなりいかつい国ですね。

悪魔崇拝、カルト設定に関してガバガバで、なんの説明もないまま物語はすすんでいきますが正直どうでもいいです。後半からテンポよく人が死んでいく感じがポップ。よくありそうな設定ですが、コメディタッチにまとまっていて非常に見易いのでグロいの苦手な私でも面白かった。

ただ、ホント中身が無いので名作かと言われるとそんなことはないですね。スコアはあまり高くつけれない。でも面白いのでちょっとひねった青春コメディ探してたら箸休め程度に楽しめると思います。
マグルの血

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