観たときにあんまり良い気分じゃなかったからかも、予想以上にずっしり沈んでしまった
私は西部劇ってつまり命取るか取られるかのスリル劇だと思っているんですけど、この時代この土地はその緊張って何も撃ち合いのときだけ出てくるものじゃない 普通に寝て起きて過ごしているだけで命が危険に晒される
こんな状態で「人を助けに行く」や「あいつらを駆逐する」の使命感はぽっと出の義侠心なんかじゃなくて、本当にここで生きてきて培った人生観からの行いだ 命を張るって、恐ろしいことだ……
この重さのために食人族の皆さんは私達の目にめちゃくちゃ怖く映らなくてはいけない、からあんなことになってる
鳴き声(?)が聴こえた瞬間そこに迫ってくる唐突さや解体シーン諸々を淡々と映す他人事感が余計おっかない 食人族さん方にはよくある日常シーンなんですもんね!? グリーン・インフェルノはやっぱりその点悪趣味だったなあと勝手に食人ソムリエする ※グリーン・インフェルノは悪趣味だから好きです
あっちが狩るならこっちも狩る、こちらの縄張りに来たなら駆除する、熊害じゃないけど生き物の間に起こるべくして起こる戦いだと思うけど 普段戦ってない私にはとても怖いです