最近シャーロット・ランプリング沼にはまっています。
シャーロット・ランプリングが出ていれば良いと思って本作を見たら、本当にシャーロット・ランプリングが出ていれば良い作品でした。
映画全体通して、夫の顔はほとんど映らずシャーロット・ランプリングの表情のみですべてがわかるのがすごかったです。
作品によっては深い慈愛に満ちているように見えるシャーロット・ランプリングの笑みが、この作品ではとても怖いものでした。
結婚45周年の夫婦の間にたつさざなみ。
それは地球温暖化によるものでした。
ケイトが嫉妬深すぎじゃないかとか、夫が鈍感とかそういうことではないんですね。
この場合はただひとつ、夫婦の間には子どもがいなかった。
それが問題だったのでしょうね。
なぜなら
ネタバレ
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昔の写真を見れば、どうやら昔の死んだ彼女は、妊娠していたようでした。
ゾッとしました。
夫がどう思おうが、女にとってそれは結婚50年たとうが100年たとうが、いつまでたっても大きな問題なのです。
シャーロット・ランプリングの表情だけで、それを感じました。
