しきまる

シティ・オブ・ゴッドのしきまるのレビュー・感想・評価

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)
3.7
1970年代ブラジルのリオの無法地帯の実話。
まだお腹がポッコリと出てるような可愛い子供たちが平気で拳銃を持って、強盗や薬を売ったりを繰り返す。
教育を受けていないから、みんな字も読め読めなくて新聞の内容すら分からない。
人が次から次へと殺され、とても暗いはずの話なのだけど、ブスカペの淡々とした語り口調や独特なカメラワークとリズミカルな音楽で、とてもテンポよく物語は進んでいく。
この中で生きていたら、拳銃を持つことが当たり前なんだろうな。
リトルゼもなんだかとても寂しそうで、この時代のこの場所に生きていなかったらきっと良い人だったのだろうと思った。
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