フンボルトペンギン12号

パディントン 2のフンボルトペンギン12号のレビュー・感想・評価

パディントン 2(2017年製作の映画)
3.8
前作ではヴィランがパディントンをしゃべる熊珍しい!と剥製にしようとした
でも、ヴィランが珍獣扱いするわりに町中のひとは最初からさも当然のように接するし、全然珍しくないやん、それにしゃべる熊剥製にしたらただの熊やん、と見てる間雑音になっていたが今回のヴィランは比較的納得しやすい行動原理を持っていてしっかりと物語の一部になっていた。(何で祖父は宝探ししなかったの?とは思ったが)
キャラクタのたて方が強烈で、家中に飾られてる自画像の数々や彫像で笑っちゃう程のナルシズムを見せつける

笑いどころも多く、床屋のシーンや刑務所(特に最初の食堂のシーン)などは爆笑もの
エンドロールもヒューの気合のはいった笑いに脱帽した。雨に唄えば、やシカゴを思い出す。エンドロールが目に入らない

回収するための伏線もしっかり張っていて、終幕での怒涛の回収は圧巻だった