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パディントン 2のはのレビュー・感想・評価

パディントン 2(2017年製作の映画)
4.3
あらすじ
命の恩熊で育ての親であるルーシーおばさん100歳のプレゼントに、高価な飛び出す絵本を買おうと懸命に働いていたパディントン。
絵本が盗まれる場面を目撃してしまい、追いかけるものの犯人は逃走。
更にはその場に居合わせた事から疑いをかけられ、無実の罪で投獄されてしまう。

感想
前回も面白くはあったものの、そこまでピンと来るものがあったわけでもなく。
同じような話ならそこまでかなと、少し躊躇しながら視聴。
どっこい前作より遥かにパワーアップした内容で、あっという間に引き込まれました。

ストーリーやキャラ云々というより、パディントンの表情から伝わって来るものがものすごく増えた気がする。
前作かなり前に観たので何が違うのかは分からないんだけど、こんなにCCの演技凄かったっけ?
囚人服着せられて、牢屋に入れられるシーン一つだけで、こっちまで悲しくなってくる。
心の中の児童の自分が、「パディントンを牢屋に入れるなー!」と叫んでしまう。

絵本を初めて見るシーンも、絵本の宝物感がものすごくて、言語化できない部分での訴えかけがびっくりするほど巧みに感じました。
演出なんですかね。
もちろん作っている側としては、ちゃんと計算してやっている事だと思うので、どうなってるのかちゃんと研究したいもんだわ。

どうでもいい伏線回収もおもろ。
それ伏線だったんだ、っていう。
相変わらず耳かき入れすぎ怖すぎ。
前作より家族が出番減ったのは、当然仕方ないけどちょっと残念。
それも、冷静に考えるとキャラを好きだからもっと見たいって事で、しっかりファンにさせられたという事なんだろうけど。

ラストも、ラストの切り方もすごく良かったです。
あったかさで泣ける。
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