このレビューはネタバレを含みます
福山雅治カッコ良すぎ！
本人もカッコいいけど、この主人公のキャラが、まさに私の理想の男像。しかしそれは、恋愛対象としてじゃなくて、自分が男だったらこんな男になりたいという憧れ。
まさに昔、自慰的に書いてたハードボイルド小説の主人公みたいな男。
飄々としていながら仕事が出来てスケベで、それでいて何事にも、そう、自分の生命にすら執着しない。なのに友情には厚く、女にモテモテ。
劇中のセクハラ発言すらこんな男だったら許せちゃう。しかしそれは、あくまでも顔が福山雅治で、デキる男だから許されるんだからね、世の中のオッサン連中、勘違いしちゃいかんよ。
でも、そんなイイ男なだけに、ノビちゃんとのラブシーンは余計だったんじゃないかな。あまりにも取って付けた感じで、見てる間ずーっとこれはノビちゃんの妄想だと思ってました。
惚れた女でも(特に処女には？)手を出さずに痩せ我慢、これぞ男の美学ってもんでしょ。
あと、よくわからなかったのは、主人公には借金があるって話だったけど、なんでそんな借金抱えるハメに陥ったの？って事と、過去チャラ源との間にどんな義理があったの？って事ですね。
最期が犬死にってのも、これまた男の美学なり。
