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ジョン・ウィック:チャプター2のKのレビュー・感想・評価

3.8
殺し合ってる相手との極限の緊張状態での会話が好き過ぎる人間には刺さるシーンが多くて嬉しかった。コンチネンタルとかいうやつの嘘っぽさと少年漫画っぽさは正直好きじゃないけど嫌いというほどでもないのでとりあえず受け入れておく。そうしないとストーリー全部崩れてしまうし。鈴木清順の『ピストルオペラ』みたいな世界観なんだと納得することにした。そもそもとしてジョン・ウィックの動機が弱いような気もしてしまうけど、ワンちゃんの仇討ちで全世界を熱狂させた男なのだからそんなことを言うのも野暮でしかない。ローレンス・フィッシュバーン出してくるのはあざとすぎ。ウィックはめちゃくちゃ強いけど割としっかり被弾していくスタイルなのが良い。サンティーノ、知ってる顔だと思ったらこの間『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』で見てた。結構好きなので今後も色々出て欲しい。
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