1では売られた喧嘩だったが2では過去のしがらみがジョン(と犬)を襲う。
思惑に巻き込まれる形だったが結局血の海を作り出すジョン。
舞台をイタリアに移し、作戦前の装備のオーダーメイドでやたらと歴史と伝統の重みを感じさせてくれて好き。
ソムリエや仕立て屋アンジェロのプロ精神がひしひしと伝わってくる立ち振る舞いが美しい。
殺し屋御用達のコンチネンタルホテルも海外支部や口座管理部が登場、別の地下犯罪組織も絡んで前作より更にハッタリの効いた世界観。
地下墓地での戦闘は相変わらず洗練されたアクションで素晴らしい。
今回の敵では旧知のカシアンが特にかっこいい。
ジョンと肉弾戦で互角に渡り合い、雑踏で歩きながら撃ち合いしのぎを削る。
手話で話すサンティーノの側近もインパクト十分。
会う人会う人に苦言を呈されるほど引退が苦手なジョンだが敵を倒しても次々と新手が押し寄せて…。
続編があるとはいえこの終わり方は個人的にどうもすっきりしない。
アクションの方は100人以上をバンバン撃ち倒して大満足。
22/01/17
