映画は最高の娯楽

ジョン・ウィック:チャプター2の映画は最高の娯楽のレビュー・感想・評価

3.7
今度はニューヨーク中の殺し屋たちに狙われる始末。
どこへ逃げても殺し屋がいて、休む暇のないアクションシーンは見応えあり。
とは言うものの、ひたすら銃撃戦→肉弾戦→銃撃戦なので、あれだけ新鮮だったガンフーも映画後半では食傷気味になってしまった。

アクションや世界観は前作に比べパワーアップしたが、ストーリーの魅力はなくなった。
前作は明確な復讐劇だったが、今回は主人公側にも非があるため、無理やりやらされている感が気になる。
はっきりとした目的もなく、ただ自分の身を守るだけのストーリーになっていて前作よりもワンパターン。

「コンチネンタルホテル内では一切の仕事を禁止する」という設定が、うまく映画の休憩ポイントとして生かされて良かったが、終いにはそのルールも無視されてしまう。設定の一貫性のなさに萎えた。