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真白の恋のAkaのレビュー・感想・評価

真白の恋(2015年製作の映画)
4.2
軽い知的障害をもつ主人公・真白を通して、恋のよろこび、人を好きになる苦しみ、障害者とは(障害者の幸せとは)、家族の愛と窮屈さ、、などなどをいっぱい感じる映画でした。

「社会にうまく適合できないっていう面で見れば自分だって障害者」と油井(主人公の恋のお相手)が言うように、一般に普通と言われる人だって障害者である面を誰しも持ってると思う。程度によるもんだと思う。人より劣ることがあると自覚したことがある人ならば、真白の気持ちは分かりすぎるほど分かるし充分共感できるだろう。みんなの思いやりが嬉しくて悲しくて、難しい。

まーしかし私は「カメラ触りたァァァイ!!!好きな人とォォォオ!!!」という気持ちがものすごい熱量をもって胸の中を駆け巡り、ずっとキュンキュンしてました……自分と好きな人の見てる世界はどこまでも違うんだよね。。はぁ…苦しい。
歌詞にぐっときて泣けた。私も山登るか。
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