まえじま

フッド:ザ・ビギニングのまえじまのレビュー・感想・評価

フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)
1.6
主演に「キングスマン」のタロンエジャトンと「ジャンゴ」のジェイミーフォックス、悪役権力者に「ローグワン」のベンメンデルソーン、そして製作にレオ様、おいおいついにライオンズゲート本気出してきたなって思って蓋開けてみたら大失敗、しまいにはラジー賞ノミネート。日本では絶対やらないだろうなあって思ってたら謎に1年後に公開決定。タロンファンとしては見なきゃいけないなあって思って鑑賞。まあ期待をよほど下げてたからなのかそこまで酷くは感じなかったけどつまらなかった。

まずこの作品の舞台の年代を教えてほしい。ハンガーゲームズ並みのキラキラ衣装から急にみすぼらしい衣装。うんてかこの映画、やっすいリメイク版のハンガーゲームズレジスタンスだ。どこかで見たなって思ったらそういうことか。

ストーリー展開も急すぎ。キャラクター同士の関係も全く描かれてないから全く感情移入できないし、あのままだとヒロインただのうざい女だし、ジェイミードーナンが可哀想すぎた。

アクションだけは期待していいかなって思ってたけど弓以外のバリエーションがないからなのか2回目のアクションシーンからとてもつまらなく感じるし、CGが粗すぎるからか、格闘シーンはかっこいいのに急にチープに感じる。タロンがせっかく弓練習したのに見せ方が下手くそすぎる。

最後の終わり方も続編作りますよ〜って感じだけどこんなクオリティ出されて続編誰が見にいくんだが。というか興行収入的に仮にあっても日本では公開しませんね。

タロンくんとジェイミーフォックスのケミストリー良かったし、演技も良かったから尚更残念。タロンくんにはこの鬱憤をキングスマン3でどうにか晴らして欲しい。
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