このレビューはネタバレを含みます
途中まではハラハラ。最初の墜落までの映像で、ハドソン川に降りたのが最善策だっただろうと思うのに、事故調査委員会は機長に責任を負わせようとする。
こういう会社が個人を守らないトコは世界中変わらないんだなぁ〜と悔しい気持ちでいっぱいになる。
しかしこの機長、ハドソン川への着陸と同じくらい見事に、自分の正しさを証明してくれる。痛快。そして安堵。
ニューヨークという市街地しかないような場所で死亡者なし。こんなに素晴らしい飛行機事故はない。改めてそう思わせてくれる映画だった。今後の歴史のために必要な一本だと思う。
救助のシーンは、ニューヨークが川も利用して生活している都市なのだ、とも感じた。野次馬するだけじゃなくて、救助に対して迅速に連絡を取り合える状況が素晴らしいと思う。