ぴな

ハドソン川の奇跡のぴなのネタバレレビュー・内容・結末

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャパンプレミアにて、お互いを敬いつつ仲良さそうなトムとアーロンを堪能してからの鑑賞。

事故の概要は仰天ニュースだとかアンビリバボーだとかで知っていたけれど、反面、一切知らなかった機長のその後。
作品では事故が起きた時の状況に触れつつ、メインはその後の機長と副機長の心情や2人を取り巻く環境を描いている。
自身の判断に確信を持つ機長、それを追及する委員会との駆け引きや、悪夢にうなされる様子は観ていても苦しくなる。
監督の手腕はもとより、やはりヒューマンドラマを演じたら天下一品のトム!

エンドロールでは実際に事故に卒遇した方々、機長と副機長が出てくるのだけど、それがまた良い。
この作品のために、イーストウッド監督が同じ旅客機1台買ったとか。
また、実際に使われた救助ボートやオペレータースタッフを動員したらしく、真実を曲げずに伝えようとする熱意を感じる。
当然、事故の再現度も高くてびっくり。
90分とは思えない濃厚さ。
観て良かった!
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