人がなぜ、ノンフィクション映画を作るのか。その動機は何なのか。改めて考えさせられた作品でした。
実話の世界観を映像にしてみたい。
誰かの功績を、風化させたくない。後世に残していきたい。
この映画に関しては、後者が当てはまるかと思います。ハドソン川の奇跡を起こし得た人物が、いかに素晴らしい人格者だったのか。いかに素晴らしい働きをしたのか。事件後、どのような苦悩を抱えていたのか。
この映画を作ろうと決めた監督が、沢山の人に伝えたいと思ったのだろうと、想像できました。
そして映画を観終えたわたしも今、沢山の人に、この作品を観て欲しいと思っています。事実の一部を切り取るようなニュースだけでは知ることのできなかった、主人公の人生を、ぜひ体感して欲しいです。
