2009年1月に起きた航空機事故が題材の映画。96分と、映画としては短いですが、内容は濃いです。
数を重ねた練習も、本番さながらに打ち込まないといざという時に対応出来ないんだなと思いました。
機長は救助が来た後も、乗客人数と生存人数が合っていることを祈っていました。
その時、北野武が関東大震災直後に語った記事を思い出しました。
“「2万人が死んだ事件」ではなく「1人が死んだ事件が2万件あった」”
乗員乗客全員死んでもおかしくない航空機事故の中、「うち生存者は何人か」ではなく、「誰も死んでないか」に意識を置いていた機長は流石だなぁと思いました!