恥ずかしながら、この事故を知らずに鑑賞しました。この作品から、パイロットの機長が背負う責任の重さだったり、安全な空の旅は、機長をはじめとして、副操縦士やクルー、整備士などフライトに関わる全ての人達による「チームプレイ」でなりたっていることを知ることができました。
バードストライク直後、サリーは冷静さを保ちながら、迅速にかつ的確な判断をしていた。あの状況下で、ロジカルに考えて判断できたのが凄い。155人の乗客の命、さらに街に墜落でもしてまったら市民の命さえも奪ってしまう。様々なことが頭を過ぎったはず。前例がない中で、サリーは経験に頼るのではなく、自身の技量に頼ったところがカッコよかったです。まさに、プロフェッショナルだと思いました。
世界中から称賛を浴びても、変わらずサリーで居続けられる彼の人柄が、155人の命を救い、多くの人に勇気と希望を与えたのだと思いました。
久々にいいお話しを聞けました。
